馬は、人がいなければ競走馬にはなれません。
信頼関係を少しずつ築き、日々努力を重ねる。
そうして強い競走馬が育ち、競馬場で大輪の花が咲くのです。
あなたの手で、多くの人から愛される競走馬を育ててみませんか?
主な仕事は、牧場作業、飼育、せり、馴致、清掃、出産、種付けといった、飼育作業全般。お客様からお預かりした大切な馬を日々世話して、立派な競走馬へと育てていきましょう。
飼育をするうえで一番大切にしているのは、“勝てる馬”にすること。特に病気やケガには細心の注意を払い、どんな異変も見逃さず、早期発見・治療に注力。その努力が実を結び、ここで育った多くの競走馬は「丈夫で従順だ」とせり市にて評価をいただいております。これまで競走馬を飼育して、創立10年目。育った多くの馬は受賞馬となり、競馬界で長く活躍しています。
就農してはじめの2~3日は、“仕事を覚える”のがあなたの仕事です。先輩の仕事を見学しながら、できるお手伝いをこなしていってください。流れが頭に入ったら、先輩を本格的にサポート!馬房や牧場の掃除、餌づくりがはじめのうちの仕事です。
1ヶ月ほどが経ち、あなたのスキルが一定の基準に達したら、馬と触れあいます。母馬を放牧地から厩舎内に入れていきましょう。早い方だと半年ほどで一通り仕事ができるようになります。乗馬経験や、馬の飼育経験がある方は、できるところからドンドンお任せ。ほとんどの方が未経験からスタートしているので、ご安心ください!
牧場では、お客様の繁殖馬25頭のほかに、代表が所有する4頭の繁殖馬を飼育しています。年末になると、牧場スタッフみんなで配合を考え、種牡馬を決定。産まれてきた馬は翌年になるとせり市へ出され、評価を受けたのちに買い手へ売却されます。馬の価格が高額になったり、その馬がレースで勝ったりしたときの感動は、この仕事一番の魅力といえるでしょう。
牧場で育てた馬がレースで勝ったら、生産者賞の賞金の1割を、JRAが牧場に支給!その金額の一部は、賞与に上乗せしてあなたに還元します。また、育てた馬がせりで高額で売れた場合も、同じく賞与に上乗せ。勝ち馬を育てるのには、実はこんなやりがいもあるんです。
「働きながら勉強って難しそう」「人間関係が気になる」「生活と仕事の両立が不安」
…そんな不安を解消できるような環境を整えました。
ムリをしていると、その気持ちは馬にも伝わるもの。
いい馬を育てるためにも、これからもいい環境づくりを続けていきます。
PARTICIPATION
IN CLASS
1年を通して仕事が落ち着いているのは、秋から冬にかけて。手が空く時期はせりの運営会や、獣医・講師が生産者向けに開催する講習会に参加しています。こうした学習はすべて、健康で強い競走馬を育てるためのもの。競走馬の健康を守るには、さまざまな知識が欠かせません。異変にいち早く気づき、治療や予防にあたれるようにしています。
WARMHEARTED
PERSON
お互い馬が好きな者同士、スタッフの関係はとても良好です。一緒に競走馬を育てるからこその信頼関係は、外国人スタッフともしっかり構築。外国人スタッフが、能力や農業に関する試験を受験する際には、牧場全体が一致団結しました。試験問題を自作し、勉強をサポート。結果見事合格し、牧場の一員として今も一緒に働いています。
DORMITORY
FACILITIES
少しでも快適に過ごせるよう、一軒家(シェアハウス)の寮を完備しました。牧場内にあるため、通勤時間はほぼゼロ。家賃&光熱費も無料なので、かかるお金は食費や娯楽費くらいです。バス、トイレ、キッチン、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機が共同設備として利用OKなので、貯金だってできちゃいますよ。